日本製アンティーク萬年筆 本文へジャンプ
◆万年筆の紹(さまざまな日本の万年筆を紹介します)

●本年もよろしくお願いいたします
昭和に作られたセルロイド万年筆です。年代は1930(昭和30)年代で、色鮮やかなデザインが作られていました。中には、独創的な文様も見られます。
●セルロイド製 透明軸 緑縦縞 (日本製)
胴軸の一部が透明になっているセルロイド製の万年筆です。透明の部分は、風防(ふうぼう)と呼ばれていました。今なら、透明の素材ならアクリルだが、この時代ではセルロイドが使われました。PILOTは1951(昭和26)年にT(梃子)式の透明軸を発売、写真は胴軸の中のサックを押すタイプの中押式です。
●セルロイド 茶金柄 (日本製)
紅軸に茶色と金色の柄が施されている。インクの吸入方式は、セルロイド軸では珍しい日本独自のインク止め式です。製造年代は1950年代です。大きさは手の中に納まる小型。
◆次代に残したい
エボナイト無垢削りだし 六善オリジナル万年筆

ゴムの木から作られるエボナイト素材。その素材から削りだした日本独自の「インク止め万年筆」です。大正生まれの百瀬泰明氏が手作業で創り出す万年筆は、贅沢のきわみではないでしょうか。ほのかにゴムとラベンダーの香りがする。

◆卵殻 研出 高蒔絵
らんかく とぎだし たかまきえ

うずらの卵の殻を細かく砕き、漆で貼り付けけ藤の花を描いています。白の輝きが引き込まれそうになります。

◇セルロイド 矢かすり朱
日本の伝統文様である矢絣(やがすり)の柄をモチーフにしたセルロイドの万年筆です。矢絣の着物は、女子大生の卒業式の定番?です。
パール樹脂の魅惑的な赤
軸の一部がパールのような輝きのある樹脂を使った万年筆です。赤い軸と金色の金属との相性で、冷たさと優しさが感じられます。ブランドはWELL、1950年代。

■プラチナ ザギャード
理想の万年筆として企画された万年筆。写真は初期バージョンのものと、改良型ともいえるものです。一見して、ギャザードの本数が違うということがすぐにでも分かる。また、ペン芯がが違うのである。初期には、ペン芯の溝が見えないが、改良型には、しっかりとした溝がついている。

■エボナイトの万年筆
生ゴムからつくられるエボナイト素材を使った万年筆です。エボナイトに日本の伝統工芸の漆を塗布。エボナイトは、加工が難しく大量に作れないことから、現在は高級万年筆以外は樹脂製が多い。ペン芯もインクと相性がいいエボナイトがつかわれています。


■セルロイド樹脂の万年筆
セルロイドそのものは透明だが、染料を混ぜることによりカラフルな万年筆が作られるようになった。素材そのものに、保湿感があり、手に優しくかんじられる。現在日本では、セルロイドは生産はされていないが、今でも根強い人気がある。

■アクリル樹脂の万年筆
透明な軸の万年筆はアクリル樹脂である。それは、飛行機にも使われた素材なので「風防(ふうぼう)」と呼ばれていた。
■エボナイト製竹軸万年筆
硬いエボナイトの丸棒から万年筆の軸にするのは、轆轤職人と呼ばれる職人である。この万年筆は、竹の節を形にしたもだが、それを作るのはさまざまな刃物を使って竹の形にする。経験と伝統の技が必要である。
 製作:百瀬泰明氏
竹万年筆